Redmineでプロジェクト管理
いつもMS-Projectでマネジメント業務を行っているが、よく使われているらしいRedmineを試しに使ってみた。
何が良いっていうと、なんせ無料で使えるというのが最大のメリットである。
しかしちょっと使ってみて以下の問題があることが分かった。
問題点
1.ガントチャートが自動で作れない。自分で開始日と終了日を入れないといけない。
2.予定作業工数を入れてもガントチャートに反映されない。終了日が必要。
3.ガントチャートの順番が自分で自由に変えられない。開始日で並んでるのかな?
ちょっとこの3点は個人的にはRedmineを使うには致命的だなと思った。
この解決にはプラグインを何かしら追加すれば解決はするらしい。例えば以下。
- Easy Gantt
- Rychee Redmine
それならそれで、他の機能を調べてみよう。
基本的な操作の流れ
基本的にはチケットドリブンで全てが決まっていくツールである。
マネジメントに使うには以下のような流れになる。
計画時
- チケットを登録
- イテレーション(Redmineではバージョン)を登録する。
- チケットの作業予定工数と優先度、担当者を割り付ける。
- チケットをイテレーションに関連づける。
- チケットの作業開始日を担当者別に調整する。
- ガントチャート上でスケジュール的に問題ないか担当者別にみていく。(重複タスクになっていないか。リソース割り付け調整など)
進行時
- 作業開始でステータスを進行中にする。
- ガントチャート上かチケット上で進捗を入れる。
- 進捗が100%になったら、ステータスを解決にする。
- 内容確認して問題がなければそのままステータスを終了にする。
- 内容確認して問題があれば、ステータスをフィードバック(差し戻し)にして、予定終了日と作業工数を追加、進捗を100%から下げる。
ポイント
- 子タスクを作ると、その親はただのサマリーとなってしまうので注意。最初からサマリーのつもりなら良いが。
- 進捗入れているタスクの子タスクを作ると、進捗がなくなってしまう
- Undo Redoが出来ないからちょっと操作ミスると悲惨
- 作業途中で何か共有すべき情報が出てきたら、Wikiやフォーラムを使おう。
ちょっと便利
カレンダー上に、下記が出るのが何気に便利。
- その日からやらないといけないチケット。
- その日までに終わらないといけないチケット。
ちょっと触ってみたが、やはり素のRedmineではMS-Projectの代わりに使うというレベルのツールではなかった。
あとは追加のプラグインがどれだけ使えるか。
ちらっと見た感じでは有償のRycheeは普通に使えそうなかんじだったが。