Redmineでプロジェクト管理

いつもMS-Projectでマネジメント業務を行っているが、よく使われているらしいRedmineを試しに使ってみた。
何が良いっていうと、なんせ無料で使えるというのが最大のメリットである。

しかしちょっと使ってみて以下の問題があることが分かった。

問題点
1.ガントチャートが自動で作れない。自分で開始日と終了日を入れないといけない。
2.予定作業工数を入れてもガントチャートに反映されない。終了日が必要。
3.ガントチャートの順番が自分で自由に変えられない。開始日で並んでるのかな?

ちょっとこの3点は個人的にはRedmineを使うには致命的だなと思った。


この解決にはプラグインを何かしら追加すれば解決はするらしい。例えば以下。

  1. Easy Gantt
  2. Rychee Redmine

それならそれで、他の機能を調べてみよう。

基本的な操作の流れ

基本的にはチケットドリブンで全てが決まっていくツールである。
マネジメントに使うには以下のような流れになる。

計画時

  1. チケットを登録
  2. イテレーションRedmineではバージョン)を登録する。
  3. チケットの作業予定工数と優先度、担当者を割り付ける。
  4. チケットをイテレーションに関連づける。
  5. チケットの作業開始日を担当者別に調整する。
  6. ガントチャート上でスケジュール的に問題ないか担当者別にみていく。(重複タスクになっていないか。リソース割り付け調整など)

進行時

  1. 作業開始でステータスを進行中にする。
  2. ガントチャート上かチケット上で進捗を入れる。
  3. 進捗が100%になったら、ステータスを解決にする。
  4. 内容確認して問題がなければそのままステータスを終了にする。
  5. 内容確認して問題があれば、ステータスをフィードバック(差し戻し)にして、予定終了日と作業工数を追加、進捗を100%から下げる。

ポイント

  • 子タスクを作ると、その親はただのサマリーとなってしまうので注意。最初からサマリーのつもりなら良いが。
  • 進捗入れているタスクの子タスクを作ると、進捗がなくなってしまう
  • Undo Redoが出来ないからちょっと操作ミスると悲惨
  • 作業途中で何か共有すべき情報が出てきたら、Wikiやフォーラムを使おう。


ちょっと便利
カレンダー上に、下記が出るのが何気に便利。

  • その日からやらないといけないチケット。
  • その日までに終わらないといけないチケット。


ちょっと触ってみたが、やはり素のRedmineではMS-Projectの代わりに使うというレベルのツールではなかった。
あとは追加のプラグインがどれだけ使えるか。

ちらっと見た感じでは有償のRycheeは普通に使えそうなかんじだったが。