経営法務とは

経営法務とは法律である。

テーマは下記の2つ。

会社法

2企業間の取引(販売、対価支払)では、月末締め、翌月末現金振込みが多い。
A←⇒B
この場合、一定期間はお金を貰っていない一か月間がある。
本当にお金がもらえるのだろうか・・・・・という与信管理が必要。

与信管理とは、取引相手の信用度調査に始まり、支払が滞った場合にどうやって金を回収するかまでを考える事。

個人事業:資金提供者=経営者
     支払問題が発生した場合、経営者の個人資産にまで支払責任が発生する。(無限責任
     恐ろしい。一家離散とかが発生するやつだ。

株式会社:資金提供者=株主
     支払問題が発生した場合、株主には支払責任は発生しない。(有限責任
     大規模事業が出来る理由。こうじゃないと怖くて出来ない。
     しかし、じゃあ、相手からしたら誰に責任取ってもらうのか。
     そもそも信用出来る会社ですよという点を会社法に規定されている。

     会社法は、役員がとるべき行動はこうですよ。と規定している。


会社法で、株式会社は事業失敗時に支払責任取らなくてよい。逆に、会社法によって、株式会社が悪いことをしないように規制されている。財務諸表が信用の拠り所。

株式会社の信用の基礎は財務諸表なので、物的会社と呼ばれる。


知的財産

独占禁止法(意識的な独占。他社の排除)は自由競争を行うためにある。

上記と特許の保護は逆の位置づけになる。
つまり、特許を保護する場合は、独占禁止法の除外対象になるということである。
一定期間の独占である。